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Template:Horizontal timeline

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Template:Horizontal timeline は横位置の年表を作成するテンプレートです。


パラメータ

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区画の基本設定

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  • |border=は区画の枠線。例=2px solid #CFD2AA
  • |bgCol=は区画の背景色
  • |width=は年表の区画の幅を指定 。既定は100%で、単位は pxem も可
  • |caption=を使うと文字列は中央寄せ。本来は軸のラベル(項目名)用で、凡例の表示にも使える。
  • |from=|to= は年表に必須のパラメータ。時間の始点と終点を指定。年表全体(プロット全部のまとまり)に種の違う行を含めるときは、このスケールに合わせる。|to=|from= と同値またはそれ以下であること(詳細は|inc= 参照。)もし以下に示したパラメータで指定した棒グラフがこれらの値を超過する場合、配置の位置にしたがい自動処理で「切り詰め」または「除去」(trimmed or eliminated。)
  • |inc=|from=に加算する値を指定するオプションで、軸に沿って|to=にいたる増分に相当。指定しないと自動的に算出。|to=|from= より大きい場合、|inc= は正の値であり、逆もまた真であること。例外だと出力結果は想定不可能。

n のパラメータ

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|rown= を使い、行を水平に引く指定をします。行数の上限はありません。添字は正の整数とし、区画内のどこに行を配置するか指定します。下付き文字は区画内の上寄りに表示します。つまり |row3=|row4= よりも上に表示されます。

使える行は3種類あります。

  • axis:座標軸を配置する「位置」を指定。
  • timeline:年表の棒グラフを配置する位置と方法を指定。
  • note:引き出し線を添えて注書きを設ける行。グラフに説明をつけます。

共通のパラメータ

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  • |height=timeline 行と note 行の高さを指定。

これらの種別の行にはハイフンに続けて個別に属性を指定できます。一例として rown の指定は |rown-style= と記述されます。使用できる属性の一覧は下記をご参照ください。

列のスケール

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  • |axis-negativeFmt=|axis-positiveFmt=|axis-zeroFmt=は軸のスケールを指定するオプション。さらにカスタマイズする場合(軸の単体の文字列を常に非表示にするなど)は以下を参照。
    • |axis-value= - 軸上の値の文字列をこの値に置換(表示する値と同値の場合のみ作動。)
    • |axis-marker-value= - 軸の文字列を指すマーカポイントを変更(表示する値と同値の場合のみ作動。)
  • |axis-nudge= - 軸と文字列との余白、既定値は-1.8em

|axis-marker-1878=  |axis-1878= 

使用例

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|axis-nudge=を指定しない例
マークアップ 描画
{{Horizontal timeline
|from=-2000
|to=2000
|inc=500
|row1=scale
}} 
|axis-nudge= を指定、 ラベルに書式あり
マークアップ 描画
{{Horizontal timeline
|from=-2000
|to=2000
|inc=500
|row1=scale
|axis-negativeFmt=%s BC
|axis-positiveFmt=%s AD
|axis-zeroFmt= %s AD
|axis-nudge=-0.8em
}} 
軸に |axis-value=|axis-marker-value= を設定
マークアップ 描画
{{Horizontal timeline
|from=-2000
|to=2000
|inc=500
|row1=scale
|axis-nudge=-0.8em
|axis--2000= マイナスの2千
|axis-marker-0=⇑
|axis-0= 軸のマーカを<br/>変更した
}} 

年表の行

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  • |rown-bordertop=|rown-borderbottom= はn番目の行の上下の枠線を指定。
  • |rown-texttop= はn番目の行全体を対象に、棒グラフのラベルの上下の余白(nudge)を指定。
  • |rown-colour= または |rown-color= は行の背景色を指定。
注記: colourcolor はどちらもモジュール全体を対象に利用が認められています。
  • |rown-i-from= は棒グラフの始点を指定。オプションであり、指定しない場合は |from=の指定値を使います。
  • |rown-i-to= は棒グラフの終点を指定。
  • |rown-i-text= は棒グラフのラベル文字列を指定。
  • |rown-i-fontsize= はラベルのフォントとサイズを指定。
  • |rown-i-texttop= i番目(訳注:英語のth)の棒において、ラベルの上下余白を指定。
  • |rown-i-colour= は棒の色を指定。
  • |rown-i-border= は棒の枠線を指定(既知の問題をご参照ください。)
サブスクリプトの注記:
  • |rown-i-<attribute>=n番目の行のi番目の棒のattributeに値を指定。
  • ここではサブスクリプトの添字nは正の整数を取り、行とその引数をグループ化します。スクリプトで連続的に発生しない場合がありますが、昇順に表示されます。
  • スクリプトの添字 i もやはり正の整数で、特定の行の棒をグループ化します。

年表の行の書式パラメータ

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  • |rown-style=|rown-i-style= を使い、行または棒を指定して書式を付与します。もしすべての行や棒に同じ書式を当てるなら書式としてグループ化し、グローバルに適用する選択肢があります。書式の接頭辞はrow以外であれば 自由に指定できます。すべての行に共通の書式を当てる|styleDefault= の使い方の実例は下記にあり、また特定の棒に固有の書式を設定するには |stylePopes=/|styleAntiPopes=が使えます。

使用例

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注の行

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  • |rown-i-at= 必須のパラメータ。注をどこに配置するか指定。
  • |rown-i-text=は注の内容を指定
  • |rown-i-shift=|rown-i-lift= は注の周りの余白を指定。既定は0em
  • |rown-i-arrow= は引き出し線の記号を指定。既定は。非表示にするには&nbsp;を使用。

使用例

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マークアップ
{{Horizontal timeline

|from=-600
|to=0

|row1=note
|row1-1-text='''Minor events'''
|row1-1-shift=-2.8em
|row1-1-arrow= 
|row1-1-at=-590
|row1-2-at=-542
|row1-2-text=[[:en:End-Ediacaran extinction|End-Ediacaran?]]
|row1-3-at=-420
|row1-3-text=[[:en:Lau event]]
|row1-4-at=-183
|row1-4-text=[[:en:Toarcian turnover]]
|row1-4-lift=-1em
|row1-4-shift=-4.8
|row1-6-at=-91.5
|row1-6-text=[[:en:Cenomanian-Turonian boundary event|Cenomanian-Turonian]]
|row1-6-lift=-1.3em
|row1-6-shift=-5.1

|row2=scale
|axis-nudge=-0.8em
|caption=現在よりも百万年単位で遡る

}}
描画

注: |row1-5-lift= が不足。n 値とi 値は連続する必要はない。

使い方

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使用例

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既知の問題

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  • バー表示の(行ではなく)外枠の左端と下端の処理に失敗する場合があり、原因はブラウザにボックスの領域指定 CSS3 box-sizing が未導入であると見られます(対応するブラウザの一覧はこちら(英語))。最近のブラウザは最低限の表示ができるようになっています。またバー表示で外枠がどうしても必要な事例は稀ともいえます。多くの場合、行間の枠線さえあれば役に立ちます。そこで本件は問題視の必要がありません。

関連項目

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